十二ヶ月展 開催中です🐦🍂

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
ギャラリーのイベント情報はONO*のホームページブログをご覧ください


毎年恒例の個展 「十二ヶ月 – 日本の四季 – 」展
今年で8回目となりました 20日まで開催中です☆


日頃ふと見かける草花や日常の風景。

日本にしかない四季のゆるやかな巡りを感じていただけたら嬉しく思います

今年の冬と夏のスペース休館中に制作した新作は6点。

会場では それぞれの月ページと、表紙に使われたコラージュ作品を一堂にお披露目しています。

こちら3点も新作。今回は自分で額装できたので なかなか満足な仕上がり☆
手前の2点は この秋お買い上げが決まりました。
来年からは それそれ旅立ちご自宅のお部屋に飾っていただく事になります

長年手掛けさせていただいた縦長カレンダーに使用した旧作品は
3年前より発売いただいている大判カレンダー絵に登場です。

蓮・水辺・金魚・桔梗 夏の空気を感じるコーナー。

8回目の十二ヶ月展、コラージュを初めてお披露目した頃は額装なしの展示でしたが
今回はほぼフレームに納めて展示しています。

スッキリと木枠におさまったコラージュ。
表面はアクリル板を外している作品もあり
素材感、立体感を味わっていただける様に展示しています

大判カレンダー用に制作した作品「フォーシーズン」
飾りやすい様に上下2点に分けて制作してみました。

 

上の作品には ミモザ・紅葉・南天の秋冬シーズン
紅葉に止まる野鳥はイソヒヨドリの雌

下の作品は紫陽花・クローバー・タンポポ・ビオラ
青い野鳥は雄のイソヒヨドリ🐦
染め和紙に羽は刺繍糸で表現しました

今年も大判サイズ・縦長サイズ・卓上タイプと三種類のカレンダー
そしてダイヤリー手帳2種が発売される運びとなり、大変嬉しく思います✨
大判と卓上は華やかに、縦長タイプはさりげない日本の風景を感じる表紙で構成させていただきました
各月パージの画像と詳細は OnlineShopをご覧ください


会期は20日まで。
そして24日からは水彩画家 林高子さんとの二人展が始まります
こちらは12月26日まで。*ご案内Blogはこちら
お近くへお越しの折にはお気軽にお立ち寄り下さい

冬休みの過ごし方。アートな宝物と制作🎨

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
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image1

ほんの少し時間ができたのでBlog書いてます✏️…
場所は病棟。ナント親知らずを抜歯するため 今月は入院 & 通院中。
片方の2本の手術・抜糸が終わりホッとしたところ(^^;) 
病室はお寺が見える窓側のベッドでラッキーでした☆
すっぽり埋まっている上に、真横向きに生えた頑固な歯をかち割っての抜歯でした
マサカこんな事で入院するとは思わず‥  逼迫する医療機関に大変申し訳ない;

–入院は これまで幾度かしましたが大人になってからは良い思い出としてあります- –
東京で生活していた頃も、持病や突然の疾患で何度かお世話になったのですが
都会で独り 、緊張した生活だったせいか、病棟での日々は安心感があって
ものすごく よく眠れた 心身ともに休息の期間でした。
ご飯も出てくるし、 困ったら誰か人が来てくれるし、お部屋の方とも仲良くなったりして。
数日の事だから良いのだけど、その間は天国だと思った気持ちが蘇ってくる。

あるときは、院長先生の計らいで  病室から自分のアパートに出勤していた時期もありました。
「おのさんの場合、1つの部屋で仕事とプライベートが一緒なので切り替えができないんだよね。仕事から離れた環境で休まないと治りも遅くなる。でも  仕事が大切なのも解るから、入院状態で治療しつつ 外出許可を出してあげよう。朝ここを出て  仕事して   またここに帰って来ればいい」と、
その期間は本当に有難い環境でした。朝ごはんを食べて「行ってきます」と自分のアパートへ向かい、夜にまた病院へ戻ると食事が来て、治療して、ゆっくり深く眠れる毎日。
私の状態を理解していただいた先生のお陰でグングンと元気に回復していったのを覚えています。
一人で頑張ってきたつもりで その時々で 様々な人にお世話になったなぁ‥

そんな私も 今は生まれ育った場所で 病も落ち着き、程よいペースで体のメンテも行いつつ
日々を楽しく過ごせる生活に落ち着きました。それも 若き頃に よく解からない症状を抱えながら
緊張の毎日を頑張ったあの期間があるから
、今は楽しく出来るのかもしれない‥
と、病室の窓からの景色を眺めつつ  あらためて幸福を感じております🍀


さてさて、楽しく過ごせた 2020年。
新型ウイルスへの感染を予防しつつの生活ではありましたが 私の中では充実感は変わらずたっぷりで、それよりdistance でも作品の魅力やMy imageの発信はそれなりにできるんだなと実感できた貴重な半年でした。Onlineでの”間接的な魅力”というモノがあるのかをもっと知りたいという気持ちで2021年を迎えているところ。
今回の「Online企画展 初春の癒」は そんな気持ちから開催を決めました。
今のところ 作業に追われる毎日で そんなことを考える暇もない状態ですが、きっとまた1年を振り返った時に何か新しい発見があるのでしょう。
アートやイメージの世界は本当に計り知れない奥深い魅力が埋まっている 疑問や不可解な事も含めて面白いものです✨


〜昨年GETしたアートな宝物〜


2月 金沢・富山への旅で絵付け体験した 九谷焼のコーヒーカップ
何だか不満足な出来ですが(^◇^;)  吹き硝子体験でGETした一輪刺しとともにSpaceで愛用中☕️

ガラス工房で購入したパートドヴェールの指輪
富山のガラス美術館では ONO*にも来てくださった事のある
今井茉里絵さんのパートドヴェール作品を観る事が出来て感動しました。

パートドヴェールは 高価で手にする事が難しいと思っていたら
工房のShopで別の作家さん作の 手頃な価格のアクセサリーを発見★
色合いがなんとも魅力的でお気にりです★


5月 村田画廊さんで開催された 故 村田茂樹先生のスケッチ画展。

村田先生の絵は大好きで、東京に居た頃は銀座の純画廊さんや
駒沢の一軒家の画廊(お名前を忘れてしまいました)へ観にいったりしたものです。
ポストカードやカレンダーが売られていた時もあり、(私でも買える!)と嬉しかったのを思い出す。
(いつか作品を‥)と思っていたのに他界されて悲しい気持ちになったのは2019年の夏。
村田先生は  大学時代の 私の中で唯一先生と思える先生でした。
先生は・画家は・絵だけではない人間も大切だと その姿で実感させてくれる
どこか心で感じ・通じさせてくれる 透き通る魅力の作家さんでした。

その存在は私の中に永遠に残っていく事でしょう。
スケッチ画なら私でも買えると勇んで村田画廊さんへ伺いました。
迷った挙句にGETしたのは「紫陽花」のスケッチ。
まだ実家の部屋に立てかけている状態で いつか何処かに飾りたい と、楽しく構想中^^。

10月  上京区にある 「ギャラリーえがく」さんでのグループ展にて
この春コラージュ三人展を一緒に開催するオオナカミカさんのマフラーをGET!
魅力ある生地に手の込んだアップリケが遇らわれて何ともキュート^^♡
11月  ONO*からほんの5分ほどの所にある「レティシア書房」さんでの
ラトビアミトン展にて。北海道在住の編み物作家さんの色彩温かで様々な文様のミトンの中から選んだのは 一番程よく私の手にジャストサイズだった 淡いグレーと赤の指出しミトン。
可愛くて、持っている
冬服全部に合う色合いがお気に入り♡

 

12月 保坂優子さんの個展へ。
フク和ウチ」さんでの個展に伺えたのは3回目‥くらいかな。
いつもそのセンスの良さと巧みな表現力に魅了される額装をGETしたのは4点目。今回は朱赤の入った銅版画。クリスマスの日に取りに行って、そのまま忙しない毎日に突入したので まだじっくりと眺められておりません。。

こちらも一目惚れした絵付け皿。陶芸・ガラス・銅版と、本当に多彩なアーティストです。
どちらも早く良き場所に飾って ゆったりと眺めたいなあ‥



Onine企画展と並行して コラージュもマイペースに制作中🎨

この春の三人展にも新作を出せたらと思い、
2022年カレンダー絵と併用できる図案を構想。
出来れば2月 / 5月 / 9月/  12月絵を仕上げたいと思っているのだけど‥
なかなか手が遅い私は1つの作品に時間がかかります・・

実は昨年夏、首に違和感があり医者に診てもらったところ
頚椎の形が変形し、今流行りのストレートネックどころでは無い反対向けに曲がった状態との事😱
長年の”職業病”と言ってもいいかな^^;  医師からのアドバイス「長時間下を向いて細かい作業をしないように🍀」という事で、コラージュなどの制作時間に制限が必要な状態になったので
ゆったり 少しづつ 首に負担の無い様に進めています^^。

冬の絵 散歩中に目に焼き付いた風景の切り抜きをコラージュ❄️。

ガーゼ生地をパネルに貼り、グレー濃淡に染めた和紙と
20代に着ていた茶色いジャンバースカートの生地を木の枯れ枝に見立ててカット✂️
枝の感じは下書きほぼ無しで散歩中に観た記憶を辿りながら。

野鳥は お腹のオレンジが可愛いジョウビタキちゃんをチョイスです🕊

5月絵は 昔むか〜しの図案を引っ張り出してコラージュへリメイク。
原宿ペーターズギャラリーでの初個展『十二ヶ月』の5月絵として制作した作品
『燕ペイズリー』。


色画用紙に1色筆描きで仕上げた作品を元に、インテリアファブリックのお仕事をした際、
プリント生地に提案した事がありました。

残念ながら試作品のみ作っていただき、その先へ進みませんでしたが
個人的には大好きな絵柄なので 是非とも復活させたいと思っていた引出しの1つ。
ペイズリー模様は よく観ると自然のモチーフが繊細に詰まっていて魅力的な文様。
研究生時代、就職が内定した勤め先の社長から「1つお仕事をしてください」と、

島根県津和野にある博物館「亀井温故館」の、いわゆるアートグッズのデザインを任された事がありました。
亀井家が受け継いだ大名調度品の中でも 19世紀ヨーロッパの染織や織物、壁紙などのコレクションが素晴らしく、そこにはペイズリー模様の物も多く有ったのを覚えています。
古ぼけた生地の奥に新鮮さも感じる独特な魅力に魅了された事を思い出す

繊細なペイズリー模様に観える様、ビーズや糸を使えるコラージュ技法にぴったりの題材だと楽しく装飾。
燕1羽づつに入れる模様を考えているうちに時間が流れて‥
これまた時間のかかりる作品💦

夏の終わりの絵 近くの菜園、ニラ畑をコラージュ。
実家の周辺は 菜園が多く、季節毎に野菜や稲が生き生きと育っている様子を観ることができる。
まだ残暑だけど少し過ごしやすくなっ頃、散歩の途中にある畑には小さな白い花がひっそりと
でもキラキラと みずみずしく満開に咲いていてホントかわいい。



ニラの花02野鳥も多く飛んでくる中で、最近はハクセキレイが増えている様な気がする。
水辺に生息し、食べ物を探して畑や公園、時には家の庭にやってきてウロウロしているのを見かけていたのが、車道を横断したり駅のホームをちょこちょこ歩いていて、まるで雀や鳩のよう。

ニラの花04ハクセキレイの色は白と黒のツートン。
スリムで小さいその姿は 少女を連想してしまう。
ニラの小さな花々や蕾は 二重にした襖和紙を小さくカットして。

お花畑で何か探し物をしている女のコ そんなイメージです👧

 

2021新年〜🌸春の三人展のご案内🌸

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

2021年1月4日 浮御堂


さぁ 2021年がスタートしましたね☆(といっても もう2月ですが)
🍀
昨夏から めまぐるしい毎日が過ぎ、こちらのグログに書きたい事いっぱい
全く手が回らないのですが・・・😢  いつかまとめて綴れたらいいなぁ

〜夏休みに続き、年末年始も実家にてリモート滞在🏠しています〜

初詣は浮御堂へ。琵琶湖の水辺が陽の光を受けてキラキラ✨
大雪の後の晴天☀ 気持ちの良い1年のスタートでした


今年も1日1日を大切に・健康に・どんな事も楽しんで・過ごして行きたいと思います😊
皆さま どうぞよろしくお願い致します
🍀
毎年この時季は三寒四温で ちらちら雪の日・すこしポカポカの日  の繰り返し繰り返し。
今年は琵琶湖が観える部屋で過ごしているので、空や水辺の色の変化や
鳥のさえずりを味わう事ができて
心地よい冬の日々です(こちらのこともいつか綴りたいです😌)
🍀
昨年は冬休みを利用してワークショップを開催したり、金沢富山旅行を体験したのですが
🌺今年はリモートを利用して🏠   新年よりOnline企画展初春の癒を開催しています🌺
毎日せっせと作品の撮影・投稿・受付・そして発送と
気付けば🐱の手も借りたい1ヶ月が過ぎました
皆さんに作品をお届けできる充実感はリアルスペースでの展覧会と変わりなくあり、
本当にきもちの良い 有難いひととき。反応を頂くと作業の大変さも吹っ飛びます


でも、そろそろ制作もしなければ…と、ほんの少しの合間を縫ってコツコツ制作準備🎨


🍀さて来月開催の展覧会 ご案内です^^🍀


 



春のコラージュ三人展 COVER
トミタユウコ・オオナカミカ・おのみちこ
2021年3月20日(土) –    25日(日)
12:00~18:00/金曜日は14:00〜18:30  月火曜定休 

ONO*Atelier&Space 2F Space
 


お二人のコラージュ作家さんにお声をかけさせていただき、
ONO*にてコラージュ三人展を開催することになりました☆

* … … … … *
トミタユウコさんは なんとインスタグラムでお互い引かれ合い繋がった関係
「#コラージュ」が取り持つ縁というやつです^^

トミタユウコ 2020年カレンダー


その魅力的なテイストは、私には無いセンスの良い彼女にしかない世界感。
アンティークでユーモラスでアングラでキュート。
「どんな方だろう…」と何となくお会いしてみたい気持ちでいたら
びっくりな事に、自然にすんなりと出会いの機会がありました☆
2019年 ONO*Spaceにて開催して下さったヤマネコさんの企画展『響き合う森』の出展メンバーの中にユウコさんの名前が。まさか自己スペースで会えるなんて思いもしていなかった😍
「是非一緒にコラージュの展覧会をしましょうね♪」と、即お約束できました。

* … … … … *
オオナカミカさんは ONO*より少し北にあるギャラリーさんで  張り子作品を拝見したのが
初めての出会い。ONO*にもお立ち寄りいただいてお話してるウチに
張り子を教えていらっしゃると聞き、
「ONO*でも是非!」と昨年「節分の鬼を作るワークショップ」を開催していただきました☆

張り子ワークショップ01

昨年は幾つかのワークショップイベントを開催させていただく事が出来たのですが、
その中でも冬の第1回目という記念すべきイベントでとても和やかに楽しいひとときでした

和紙の扱いや色選びが堪能で、ただ昔ながらの民芸品の作家さんとは違う印象に感じていたら
他にもコラージュや洋裁なども表現される多才な方だと分かり、
その 可愛くユーモラス  元気でありながら、”明るすぎない”表情やトーンが何とも惹かれ、
彼女にしかできない色彩感覚や独自の表現が魅力的で大好きに❤

春にはフレームにおさまった小さなコラージュ作品が素敵だったので即GET🌟
漆喰でキレイになったONO*Spaceトイレのコーナーに飾りました^^

* … … … … *
私の個人的なファン心理も相俟って叶った今回の三人展。

快くご参加を引き受けていただいて本当に嬉しい限りです✨
作品展が今から楽しみです🎶

– スペースでは それぞれの絵が入った紙製品を販売いたします –

 

 

– 初夏の近況 – 💠湖西での生活⛵️💠

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
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しっとりとした空気に緑の香りが漂う初夏になりました

20200610_4
2020.06.10

みなさんいかがお過ごしでしょうか?
まずは お詫びをしなければなりません・・・

@Otsu's house
@Otsu’s house

私は今 京都を離れ  琵琶湖を望める湖西地方の実家に滞在しております

こちらのBlogに 京都の自己Spaceでの企画展『初夏のそよ風』開催と
コラージュ作品の展示や製品の販売のご案内をしたばかりだったのですが
ゴールデンウィーク明けの5月8日に急遽 家族の諸事情により実家に滞在する事になり、
新型コロナウイルス感染を考慮して 県跨ぎの通勤を自粛する為
しばらくの間  ONO*Atelier&SpaceをCloseする事に致しました

その後は OnlineのみのOPENとして5月末まで展覧会を続けさせていただきました。
Blogをご覧になりスペースへ来て頂く予定をして下さっていた近郊の皆さま
お知らせが遅くなってしまい、本当に申し訳ありません🙇m(_ _)m

 

Online 主導企画展『初夏のそよ風』Online 主導企画展『初夏のそよ風』は無事終了し、6月より
夏の贈り物 〜Deliver the summer breeze〜』というOnline常設展を開催しています

このような状態になったONO*ですが、作家さんに快く新作をご提供いただいて、
毎日 sns( ONO*Blog/instagram / facebook / twitter )に 是非皆さんに目にとめて頂きたい
素敵な作品を
ご紹介させていただいています
そして嬉しいことに、お客さまよりお問合せやご注文をいただいて本当に有難いかぎりです☆
リアルにスペースで直接観たり手に取っていただけないのは本当に残念ですが、
少しでも画像の空気感で癒してもらえたら…と精一杯発信をしている店主です。

3180私デザインの手ぬぐいや扇子、紙製品などのご案内もしておりますので
是非 お時間ありましたらのぞいて観て下さいね☆

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さてさて 今年から京都に生活拠点を移し慣れてきたばかりでしたが
またもや生活環境が変わり 1ヶ月と10日が過ぎました。
休み無く、めまぐるしく動き回る日々を送っております。

京都の街中を歩いて事足りていた日々から、
車で何キロも移動して大津→京都を往復したり 、
田舎道を何キロも歩いて買い出しに行ったり。

 

2020.06.19 庭の紫陽花

スペースの展示やお客さまと接しお話する事が無くなった代わりに、作品の撮影・ご紹介投稿
受付・発送作業などなど…いつもより結構する事が多くて アッという間に1日が終わってしまう。

SpaceをOPENして7年目となり、リモートでのイベント開催をするなんて
思いもしていなかった事ですが、
離れていても作品を通じて 共感して下さる方々と
変わる事無くコミュニケーションが取れる事に  ささやかに感動しています✨

また  この度の新型コロナの影響で 今年予定していたイベントスケジュールへの変更対処に費やす
時間も多く、(本当に何かを主導で行う立場は 柔軟でなければならないな…)と感じる日々。
この春からの出来事は これ迄になかった体験ばかりですが、私にはとても勉強になる事ばかりです。
そして、これ迄に自身が体験してきた事が 間接的に役に立ち、慌てる事なく落ち着いて対応出来たのも
とても幸いしたと(物事ってホントに無駄な事はないんだな・・・)と実感している昨今です。

 

workshop @Otsu's house
workshop @Otsu’s house


久しぶりに過ごす湖西での生活。
ONO*Spaceになる店舗 改装工事待ちのため 1年間ここで過ごした8年前以来

あの頃は 辛くてしょうがなかったけれど
今の自分の状態だからか 以前よりとても快適☆
アクシデントを楽しめてさえ居ます。
心身ともに健康である って、何事にも難なく迎えられるもんです
健康ってすばらしく有難い・・・

 シジュウカラ・ハクセキレイ・ツグミ・キビタキ・ツバメ・ムク・ヤマガラ🐦
毎朝  野鳥の声で目覚め、京都よりやや涼しい気候と吹く風が心地よく🍃

歩くと今の時季に咲く花や 空が映った田んぼと周囲の緑が瑞々しい🍀
田植えする女性の姿はホントに美しい✨

お天気や時間によって表情の変わる琵琶湖を眺められる窓のある部屋で
作業や制作・寝起きができる事を  とても幸福に感じる日々です。


 


こちらに居ると花や自然の風景が豊富なので  話題はこれにつきます🌹

2020_5_20 @house garden


5月の庭。
薔薇やソケイ、アマリリス、エゴ、サツキや青もみじがとても奇麗でした。

ついつい庭に出ると色々と気になって時間を費やしてしまい、
きっと気にしていないと1日中居てしまうだろうなと思うほど
庭しごとって楽しいですよね。

 
今回は写真など撮る機会を逃しているのですが・・

こんな事で1日過ごせたら気分いいだろうなぁ
と思ったりしつつ
出来る範囲で花をかまって


2020.5 @Living Room

家にある花器に生けて至る所に飾る💐

薔薇が終わりそうになったら スペースの展示用にと
ドライフラワーにして
カゴに入れて保存。

 

3588_2
3599 3598

6月になると
紫陽花、クチナシ、そろそろ沙羅双樹の蕾が開花
どれも全部  親が何かのご縁で植え育った植物ばかりですが;

 

2020.6.19
2020.6.19


おかげで作品のよい題材にもなってくれています
季節を感じられてありがたい✨

 

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Spaceの運営と 家の事に追われていた1ヶ月半ですが、
そろそろ 制作🎨もしなければなんです・・・

2020.6.19 @Atelier
2020.6.19 @Atelier

今年は冬も ほとんど制作していないし、カナり気になっています
ホントはもっと早くから取りかかる予定だったのですが。。。
大切な事を1つに絞るのは難しい 両立も難しい。
何事をするのも手早くだと満足できず ゆったりな時間がいるという不器用な自分が、

全て自分で決めた事なので
変わりなく1つ1つを大切に ほどほどにコナしつつ

2020.6.19 @Atelier

そんな中でも
山籠もり気分で 焦らず・楽しく。
じっくりと生み出せる物へ取りかかれる時間を持てたらな
と思っております^^;

引き続き 湖西より 宜しくお願いいたしますm(^-^)m

– 初夏の近況- 出展と販売のご案内🍀

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5月になりましたね🍀 あっという間に夏日続きです
自由に動きにくい昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか

ただ今 京都の自己スペース ONO*Atelier&SpaceにてOnline 主導の企画展
『初夏のそよ風』を開催中。

初夏の花のコラージュ作品を展示しています

Spaceでは コラージュをプリントした紙製品の中より
これからの季節に使用できる絵柄をピックアップしてディスプレイ。
会えない方へのメッセージにご活用いただけたら幸い と販売中です。
Online Shopでも全てお求めいただけます

展覧会の内容はぜひOnline で。
ONO*アカウントのsns(facebook / instagram / twitter )、Blog そして
【#onoどこでもギャラリー】で  是ご覧いただけたら嬉しいです^^

 


中でも 紫陽花の便箋&封筒や一筆箋、はがき箋は
これからの気候にぴったりですね。

手紙を書くのは苦手 という方には一筆箋やはがき箋がおすすめ。
ひとこと 直筆のことばを贈るときっと喜ばれるのでは…
Online Shop でお求めいただけます

Online Shopでは コラージュポストカードの初夏Setを出展中。
6柄各1まいづつ入って¥600です☆


また、今年からコラージュを額装した作品も少しづつ出展を始めています。
時々チェックしていただけたら嬉しいです^^ コラージュのカテゴリーページはこちら▶


 企画展ではその他    刺繍のアクセアリーや吹き硝子作品、陶芸作品など
ONO*セレクト作家さんによる素敵な作品をご案内中。
店主の私は  作品の撮影・投稿・出展 などに毎日忙しなく過ごしております。
そして、少し落ち着いてきたらSpace奥で制作をスタートさせる予定です。
また時間ができたらこちらのBlogにも書きたい事いっぱい。また更新できればと思います。

皆さま  どうぞ くれぐれも  お気を付けて
不自由なりの楽しい時間をお過ごし下さいね^^🍀

 

冬休みの過ごし方。🚗冬の旅Vol.3

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〜3Days ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜
 3日目は 富山ガラスの街へ

2020.2.16 @富山

高岡で鋳物体験をした後は、富山の中心街へ🚗。ホテルをチェックインし、
街を散策した後 海鮮ビストロにて夕食。生牡蠣や海鮮のイタリアンを堪能しました。
今回取ったホテルは温泉付きだったので 夕食後は大浴場でたっぷり温まりました♨
日頃はついシャワーで済ませてしまう生活。こんな時ならこその贅沢時間です。

 

2020.2.16 @富山ガラス美術館

最終日は 朝からホテルの近くにある富山ガラス美術館へ。
実は富山はガラスの街なのだそうです☆

2020.2.16 @富山ガラス美術館
2020.2.16 @富山ガラス美術館

  30年前から盛んにガラスの街づくりに励んでいるという富山市。
作家を目指す学生の育成や、ガラス作品の発信の場として取り組んでいるとのこと。
美術館があるのは 隅 研吾 氏が設計した再開発ビル 「富山キラリ」。
素朴な街中に馴染んでいながらにして ガラス作品のようにキラキラと 斬新な建物。
富山の産物である硝子・アルミ・石が陽の光に反射する事で輝きを放つ自然な魅力を
醸し出しています(写真撮れなかったので美術館のIGより拝借しました)。

 

2020.2.16 @富山ガラス美術館内装は筒形。富山産の杉とガラスが使用された開放的な空間。

2020.2.16 @富山ガラス美術館隣接の図書館・児童館も開放的で落ち着く空間。
外からの光が沢山射して、ホッと温かさも感じました。

最近は このような開放感を重視したショップや施設が多いなと感じる。
別フロアーとの境がなく誰が何をしているのか分かるような‥ 森や自然の中に居て、
それぞれの居場所へ自由に飛んで遊んで行ける様な‥。今の時代に足りなくて、
まるで人々が無意識に求めている理想型のような空間造りなのかもしれない。

時季的に特別展や企画展は開催されていなかったので、常設とコレクション展を観賞。
どの作品も硝子の温かみを感じるスバラシイ作品でした。特にグラスアートガーデンは必見✨

 

2020.2.16 @富山ガラス美術館ミュージアムショップで楽しんだ後、カフェでランチ。

2020.2.16 @富山ガラス美術館カフェの窓から富山の街の様子を眺て。
富山がこんなに程よく拓けた街だとは知らなかったなぁ・・

お城や寺院 公園のある 小ぢんまりとした繁華街に 時折路面電車が通り過ぎ🚉
建物の間に
霞と立山がうっすらと観えて 何とも落ち着きます。

今回の旅行では金沢も富山もコロナウイルス感染を懸念してか観光客が少なめ。
いつもなら並んだり入れなかったりする場所も 澄んだ空気が流れています。

ほのぼのと、ゆったりとした時間が過ぎる街は、
(こんな所にしばらく滞在したいなぁ)と思わせる魅力を感じました。

2020.2.16 @富山ガラス美術館お麩屋さんカフェらしく、おすすめお麩三昧のランチを楽しむ🎶
生麩美味しかった♡

*・・・*・・・*

2020.2.16 @富山ガラス工房

  ランチの後は、🚗でガラス美術館から少し離れた富山ガラス工房へ。
ガラス造形研究所・個人工房・ギャラリー・カフェそして
体験のできる第二工房があります。

2020.2.16 @富山ガラス工房六角形の建物ガラス第二工房。いよいよ吹き硝子体験☆
吹き硝子の見学をした事はあるけど、実際に手に触れるのは初めて
とても楽しみにしていました。

 

1-16ガラスの色見本や出来上がりサンプルを観ながら
30分くらい時間をいただいて、作るアイテムと形、色彩、模様の感じなどを
構想。
今の時季はおひな様もつくれるようです🎎

2020.2.16 @富山ガラス工房

私は一輪挿しにチャレンジ。
(と言っても危ないのでほとんど制作スタッフの方が補助して下さるんですが…)
1,200~1,400℃の炉から熱で溶かしたガラス原料を棒(吹き竿)で掬い巻き付けて取り出し、
希望していた色を付け、鉄や紙などで出来た道具で整えながら息を吹きかけて形成していきます。
1回目の息は沢山吐いて。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験熱で真っ赤なガラス。キレイです…✨
波模様を入れたくてクルクルと回しながら雰囲気を確認。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験1つの作業をする度に、炉で熱を加えて の繰り返し。
とても体力のいる行程。そして何度もやらないと掴めなそうなコツが必要
正に職人技です。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験
棒から衝動を着けて切り離し、ピンポイントで火を当て滑らかに。

 

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験丸みのある花器。ふっくらとして気泡も入って
思った様にできあがりました☆
この後 約500℃の別の炉に入れてゆっくりと冷ましていきます。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験次は真実ちゃん。
少しづつ理想形になっていく様子がを観ていると面白くて飽きない

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験スッとした台形の花器 キレイ🌟
淡いブルーの波模様は涼しげで 彼女らしい印象です

冷まされ 完成した状態は1週間後。届くのが楽しみです^^🎶

富山ガラス工房 Shop&Cafe

体験の後はギャラリーショップへ。硝子作家による様々な技法で作られた
日常使いの器や人形、アクセサリーが豊富に展示販売されていました
どの場所も  手作業で生み出された温かさを大切にした空間でホッと癒される
作り手と それを理解する者とが同じように愛着を持って 人々に提供しようとしている環境は
気持ちが落ち着き またワクワくもしてきて、ずっとそこに居たくなる居心地の良さです

*・・・*・・・*

どんなに便利でも、最先端でスマートに見える物を身につけ 操れていないと
恥じっこへ追いやられてしまうような生き辛い世の中は
何にも良い方向へ進んでいるとは思えないし、得意げに操作している人が格好悪く観えてくる
最近そんなことを とても残念に感じる出来事が多いのです。

(ホントにそれって自分に必要なのかな?)判断しきれないままに 人との交流を保つ為に
持たなければいけなくて、IDとかパスワードとか暗証番号とかばかりが記憶に刻まれて‥
便利なのか不便なのか 覚えた使い方も またスグ 悪戯に変化して‥
 提供している企業や人は 偉人にでもなった気分で吹いてる。
使う人はビクビクと眉間に皺をよせて過ごしている。
“開発する” ・”作り出す” ってそういうことなのかな‥
使う物への理解や愛情・愛着は深まっていくのだろうか‥

ぼやいちゃった・・😓
寂しい気持ちが心をヒリッと通りすぎていた時、
ひととき忘れる事ができたヒーリングの旅にもなりました。

*・・・*・・・*

2020.2.16 立山

3日目も充分に満喫できて楽しい富山での時間^^
金沢へ向かう車の窓からうっすら雪化粧をした立山が望み、旅の思い出に✨

1人で鈍行電車乗り次ぎ旅だったら こんなにスムーズに移動できなかったと思います。
忙しい中の貴重な休日 、こんな私に付合ってくれた真実ちゃんに感謝✨
倍以上楽しくなったワ^0^☆

*・・・*・・・*
さぁ、充分に英気を養えたので 次の旅まで仕事や制作に励みます
体験での作品が届くのを楽しみに🍀

’20冬休みの過ごし方。🚗冬の旅vol.2

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
ギャラリーのイベント情報はONO*のホームページブログをご覧ください

〜3Days  ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜

金沢では、今回も 真実ちゃんのお家にて1泊。
ホッとする和室に、藍染のタペストリーが窓からの光を通して温かな朝です。
少しゆっくりと朝食を取って、今日から富山方面へ向かう予定。
ホントは真実ちゃんの創作場である織り機のある部屋などを また見学したいところ‥
今回はぐっと我慢で お宿にのみさせていただきました。

 


 

冬旅  2日目は 高岡市へ

2020.2.15 @高岡山 端龍寺

なんと 車を出してくれるという事になり🚗☆ 高速で1時間ほどで高岡市に到着。
まず始めに到着したのは高岡山 端龍寺(ずいりゅうじ)。
加賀二代目藩主前田利長に開かれた高岡市。
三代藩主前田利常によって建立された国宝・重要文化財に指定された美しい寺院です。
春〜夏には周囲に青々と芝生が生えてさらに綺麗なようです。
「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」という”トイレの神様”が印象的でした。

端龍寺から前田利長公の墓所へ真っ直ぐに続く参道。

 

2020.2.15 @高岡 味喜寿司

参拝の後はお寿司ランチ☆    安くてとっても美味でした!

*・・・*・・・*

 

 

2020.2.15 @能作

さてさて、いよいよ今日の目的地 鋳物工場「能作」へ。
銅台金鋳物の産地として幅広い製品を手がける高岡市

2020.2.15 @能作

工場らしからぬデザイン的な建物に入ると、
柔らかいフォルムに様々な色合いの真鍮がディスプレイされた
洗練された空間を抜けると

2020.2.15 @能作

 博物館か美術館のようなエントランス。

2020.2.15 @能作

高岡銅器は前田利家が慶長16年に鋳物工場を開設。
以来400年近く経った今も、銅台金鋳物の産地として
インテリア雑貨から野外のプロバンス像まで
幅広い製品を手がけているのだという事です。
そんな高岡市の代表的な鋳造技術を体験きるという事で ワクワク☆

2020.2.15 @能作


壁一面に展示された原形の型の数々。

2020.2.15 @能作

そのフォルムや装飾が見事で思わず1つ1つ眺めてしまいます。
私自身は、このような出来上がりのデザインを構想する立場として仕事をしてきているので
職人的な型作り作業をするのは苦手な分野。さてどうなることやら‥

 

2020.2.15 @能作

 エントランス左手にShopとCafe、そして体験工房があります

2020.2.15 @能作 鋳物体験

まるでお洒落なオープンキッチンのよう。こちらで鋳造ちゅうぞう(熱し溶かした金属を
鋳型に流し込み、製品を成型する方法)工程の1つ、鋳型作りを体験しました
少量の水分と粘土を混ぜた鋳物砂を木型の周りに押し固めて鋳型をつくる鋳造法。
アイテムは小皿をチョイス。その他にカップやぐい呑・チャームなどがありました。

 

2020.2.15 @能作 鋳物体験

木の枠に金枠を置き、砂を入れて型を作っていきます。初めて見る独特の工程。
隙間が出来ないように形成するのは息がつまる緊張感。
手も周囲も砂だらけ;(なので、途中の写真は全く撮れずでした^^;)
砂を型に使用するのは、再生が容易で生産性に優れているからとのことでしたが、
今もこの手作業を 1つ1つ 機械を使用せず職人がしていると聞いてびっくり。
 

2020.2.15 @能作 鋳物体験


1
時間以上かけて型作り完成。いよいよ金属を流し込みます。
460℃の錫がグラグラと焚かれた鍋が並びます。

 

2020.2.15 @能作 鋳物体験

金属の液体は滑らかでキラキラと艶やかで、(これが様々な形へ変化していくのか‥)
と思うと 色々と想像力高まります✨

2020.2.15 @能作 鋳物体験

 流し込まれた後は、あっという間に固まり、取り出す作業は
これまた型を作る工程と同じくなかなかの緊張感でした。
まだ温かくて少し柔らかいお皿 切り離した部分を電動ヤスリで研ぎます。

2020.2.15 @能作 鋳物体験

最後はサンドペーパーで磨き上げ、刻印を押して出来上がり☆

2020.2.15 @能作 鋳物体験

ONO*Spaceのロゴを記念に😊

2020.2.15 @能作 鋳物体験

記念写真(笑)二人とも嬉しそう^^
良き思い出になりました☆

 *・・・*・・・*

’20冬休みの過ごし方。🚗冬の旅 Vol.1

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2020.2.14 @21世紀美術館


気付けば2月も中盤を過ぎ、冬休み期間はあと1ヶ月。
はやい〜;; 時よゆっくり、走り去らないで‥
計画通りに進んでいるものの、詰めたスケジュールに何となく焦りを感じる‥
今回の冬の1番の楽しみだった2泊3日の小旅行。
年明けから計画し始め、この日をとても楽しみに過ごしていました☆


〜3Days  ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜

'2020.2.14@Kyoto Station
2020.2.14@Kyoto Station

一昨年夏の  紬織り作家 足立真実さんのアトリエ兼お宅 1泊訪問 金沢旅行がとても良くて、
すっかり金沢好きになった私。ほどよい街の大きさ・移動の便利さや町の雰囲気に加え、
盛んな美術工芸にも興味を感じ、(次回は 工芸巡りの一人勝手旅で行こうかな…)と
年末あたりから何となく構想。タイミングよくONO*Spaceでの展覧会に来てくれた真実ちゃんが
「また来て来て!富山もいいね♪ 私もお休み取れたら一緒に過ごすよ!」とノってくれて♡ 
一人旅でなく二人旅になるかもしれないという嬉しい計画へと発展^0^☆

年明けフランスから帰国したばかりの真実ちゃんへ確認しつつ、
自分勝手に行きたい所をピックアップさせていただきました。

今回は ギャラリーを運営していながら何の知識のないオーナー兼デザイナーの、
ささやかな”体験の旅”にしたかったので 前もって工房を調べ、見学や体験の予約を取りました。

・・・と言っても  2泊で出来る体験は1日1つが限度。
少しでも手仕事のことを知れるといいな と思いつついざ出発です🚉

冬旅 1日目は 金沢へ
一昨年以来の金沢。冬は初めてなので雪景色を楽しみにしていたのですが
今年は
暖冬であたたかい 駅に到着したらほんのり曇り空に日が差してポカポカ

まず駅からバスに乗って野町へ。九谷焼きの窯元「九谷仙光窯」


明治3年から九谷焼に特化し、ろくろによる形成から絵付けまで一貫した手仕事で作られている工房。
まず工房を見学させていただき、簡単な行程を説明を聞く。
素焼きから絵付け迄の行程の多さに、焼物って気の遠くなる時間を経て出来上がるんだと痛感。
九谷焼は以前から好きだったけど、特別コレクションしている訳でもなく沢山の器を知っている訳でもないので、あらためて見ていると 様々な色目やデザインがある。
九谷特有の行程と絵の具仕上げる事で「九谷焼」となる訳ですが、その独特な色合いはやはり魅力的。

時代や流行、窯元によってデザインは 吉田屋風 飯田屋風 木米風 庄三風などなど
幾つかに分類されていて長い歴史ならこその奥深さがあるから重みを感じているのかもしれない。

子供の頃は古めかしい印象しかなかったけれど、
最近はアンティークな雰囲気を持ちつつ今に息づいていて、絵付けの図案によっては
コンテンポラリーにも気軽な民芸風にも可愛い雑貨風にも仕上がる変幻自在さにとても惹かれる。

 

2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

さてさて、いよいよ絵付け体験。
こちらの工房では既に形成と焼き行程を経た 素地とよばれる白い器に
呉須(ごす)と呼ばれる赤い原料でデザインの線を描く骨描きのみ。
その他 上絵の「具施釉」は指定して職人さんに仕上げてもらいます。
九谷特有の赤い色。この色をメインに、硝子粉の色を後刺しするという訳ですね。
原料は硝子の板に硝子の乳鉢で水を刺しながら擦り合わせて面相筆に着け、器に描いていく。

2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

体験アイテムは コーヒーカップを選びました☕
旅に出発する直前まで忙しく、全くデザインなど考えられていなかったので、
行きのサンダーバード車内で出力した金沢観光マップの裏にササーッと走り描きしたスケッチを元に。
鉛筆は焼くと消えるので簡単な下絵を直接カップに描く事ができました。

2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

 原料の感触は 日本画の泥絵の具と似た感じ。
一度描いたら消せないけれど、上から筆を置いたらぼやけたり取れてしまいます。
手の油が着くと顔料が弾いて定着しないのでカップと底しか持てない…ので
何とも描きにくい💦 細い線など描けたもんじゃなかった。
細かい帯文様とか描こうと思ったのに ・・時間がかかり 焦りも出てきて手が震える;;

なんだこれ?・・・思ってた感じと違う描きあがり
まぁいいや 初めてはこんなもんで^^。。

取手は赤くしたかったのでたっぷり塗り、時間がないのでこのくらいで終了
仕上げの九谷焼の特徴である“五彩手”の中から指定して、本焼き後 届くのは2ヶ月後 とのこと。
マイカップで珈琲を飲むのが 今から楽しみ♪

*・・・*

@東茶屋街

工房での絵付けに思っていたより時間がかかり夕暮れに。
駅に降り立っても工房に到着しても九谷に夢中になり 全く連絡しなかったので、

大学で連絡を待っていてくれた真実ちゃんに とても心配かけてしまいました🙇💦
野町まで🚗迎えに来てくれて、その足で東茶屋街へ。
江戸時代から栄えたノスタルジックなお茶屋街は、一昨夏にも 少しの時間立ち寄り、
「またゆっくり来たい」と思っていたので嬉しい✨

 

@東茶屋街

昔ながらの老舗から、ギャラリーやカフェ、お土産物屋さんなどなど
金沢の観光地としていつも賑わっている一角だけど、この日はとても静か。
40分ほどの少ない時間だったけど、ゆっくり歩くことができました。

 *・・・*

image12
@21世紀美術館

その後は21世紀美術館へ。この日は夜8:00pmまで開館していたのでラッキー☆
この開放的な空間 ホント好き。

 

lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館

そして展示空間も。 lab.4 SpaceSyntax を観賞。
 

lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館
lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館

今回も感度に刺激をくれる現代美術の作品に出会う事ができました
様々な独自技法や素材を操っての表現力の素晴らしさ、本当にスゴいパワーです・・・

*・・・*

@Fusion21

 すっかりとっぷりと日も暮れて、館内のCafeでようやくまったり。
「もったいないパフェ」は、九谷焼の器に入ったソフトクリームとベリー、ワインのアイスクリームが美味でした♡

*・・・*

DUB @片町

夜は片町へ。真実ちゃんが一度入ってみたいと思ってたというチェコ料理のお店『DUB』へ。

前菜 @DUB
前菜 @DUB


オーナー兼マスターは金沢生まれ金沢育ち。チェコで修行した後
故郷でOPENしたという 切り盛りするお店はこじんまりしていてとっても落ち着く。
寒い国なのでビールや煮込みが豊富。ドイツやフランスの温かい雰囲気がありました。

茄子のコンフィ @DUB
茄子のコンフィ @DUB

 

ミートローフ @DUB

チェコ料理店は日本に4軒くらいしかないとのこと。初めて食べるお料理はどれも美味しー☆
チェコデザインの素敵な器に出て来る素材豊富な前菜に、
ニンニクをこすりつけた揚げパンにコンフィやマッシュポテトの上に乗ったミートローフ、
ニンニクをこすりつけた揚げパンにコンフィ

 

茹パン添え肉煮込み @DUB
茹パン添え肉煮込み @DUB
林檎のデザート @DUB
林檎のデザート @DUB

ビーフストロガノフを彷彿とさせる煮込みに茹でたふわふわパン添え、
最後はデザートに 林檎の生地包み焼き美味しかった〜♪
チェコのお話もたっぷり聞けて、気軽に行けない国への憧れも増す増す…の夜でした🌟

冬休みの過ごし方。年末から年明けの2週間

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❄️⛄️寒中お見舞い申し上げます⛄️❄️

2020.1.17 花見小路
2020.1.17 花見小路 白川


・・・と、言っても  2020年の年明けは温かいですね ☀︎

ONO*冬季休館中は年明けと共に展示の片付けや集計、OnlineShopの梱包などなど、
何かとSpaceで作業する事多く いつもなら しもやけだらけの足先になるところ;;
お陰でこの冬はそれ以外にも今年したいことの1つ、 Spaceのメンテナンスがスムーズに捗って
ほーんとに有難いわぁ😹  
春のような気温に感謝。


「スペースは冬休館中」と聞くと、「あら〜沢山お休みして、いいわねぇ!」と言う人が必ずいますが
まっさかぁ! この仕事人間で貧乏な私がそんなに長い事休養するハズないですやん < (^_^;)
毎年休館中の方が忙しいのです。。。この時期にしか出来ない事がいっぱいなんですから。

昨年までは お正月から籠もりに入りコラージュ作品をの制作に集中というスケジュールが大半だったのが、今年はほんのちょっと変化あり。
もちろん作品も制作しますが、新しいこと・イベント・旅などなど
実はとても飽き症で落ち着きの無い気性なので、変化と進化がないと物足りない。
でも、体力がないのでボチボチと。マイペースに冬休みを充実させたいと思います

・・・・

年末に届いたクリスマスプレゼント 手編みの靴下を愛用中🎁 編んで下さった方からは、
いつもクリスマス時季にホームメイドの焼き菓子をいただくのですが、これがホントに美味しくて♡
もう15年になるかな 毎年毎年。 ありがたい上に、昨年はこんなお手製も一緒に添えて届いたので
全く感激✨ 1年の疲れも吹っ飛ぶ様な 涙ものの嬉しさでした😭。 
いい色ですね‥  ココロのこもった あったかい贈り物♨️

・・・

そしてもうひとつ、この冬ウチに来た嬉しいもの☆
年末、祇園のギャラリー フク和ウチんへふと入って一目惚れGetした
保坂優子さんの版画作品。
倉庫のように殺風景で、まだまだ落ち着かないプライベートルームの
白い壁に掛ける いい絵がいつか欲しいな と、大事に思っていつつ
そのまんま7年過ぎ、ようやく見つけた  いつも眺めても ほっと落ち着ける作品。

保坂さんの版画は何点か購入させていただいたのですが、この大きさは初めて。
つい小さいフレームや布・革小物に惹かれグッズを手にしてしまい、
大きめの額装をGetする機会を逃していたのですが  ようやくいい出会いが巡ってきたようです
ベッドの横の壁に掛けると ただのコーナーは”お部屋”らしい雰囲気に✨


この機会に、入り口のシューズBOXの上の何にもなかったコーナーも
ポストカードサイズのコレクションも飾る事に。


12月は作家さんから頂いたお菓子の箱もちょこっと飾り、何となくクリスマスの雰囲気を🎄
この部屋でゆったりと安らぐ気分を過ごす時が来たら もう少し色々と楽しむとして、
取りあえずこんな感じで簡易に ^^;

いつか作業場でもなく倉庫でもない ”私のお部屋よ♪” という場所を
自分の手で 手にできる日が来るかなぁ 来るといいなぁ


 年明けからの2週間はほぼ外へ。日頃出られない分色々と。
それ以外は張り子作家の美佳さんにワークショップを開催していただいて楽しい新年行事を開催できて、夕食には自家製カレーを振る舞う事が出来ました。

2020.1.8

昨年のBlogにも書いた Myカレー🍛 これはベースの野菜を煮込んでる状態。グツグツ。

更に煮込むとカレーらしい色合いに。いい感じ!そろそろお肉を入れる状態
お肉は寺町のお肉屋さんの特製ブタバラ🐷 5mmにカットしてもらいました^^

2020.1.10
2020.1.10

人に食べてもらえるのは嬉しいですね☆
カレー会、またやりたいなぁ♬


2020.1.16

 

1月中旬は宇治のIさん宅へ「子」のコラージュ作品を届けにお邪魔してきました。
テレビ台に飾っていただき 嬉しい🐭🐭チュー✨

IさんはONO*のオープニング展の時、このフランネルフラワーの作品をお買い上げいただきました
お部屋へお邪魔させていただいて 久々に作品に再開😢✨

フランネルサイクル
2020.1.16 フランネルサイクル

リビングの窓べに飾られた3連作はとても居心地良さそうでした🍃
私もお気に入りのフランネル・サイクル。
Iさん、大切に飾って下さって本当にありがとうございます

 


新年の絵画鑑賞もいくつか。
岡崎での日展・神戸元町のギャラリーアルカさんでの雑貨展・上京区のギャラリーえがくさんでのLPジャケット展・四条室町のちいさいおうちさんでの新春展・ギャルリー石塀小路和田 さんでの
日本画三人展

2020.1.17 京都高島屋

そして、京都高島屋での『没後220年 若冲とゆかりの寺』へ。
会期終わりがけだったににもかかわらずスゴい人;


長く京都に暮らした若冲は僧侶との繋がりも深く
お寺へ寄進した軸や細美コレクション含め約50点の作品を観ることができました。
生物の生き生きした表情とデザイン的なデティールが魅力。
生命力と迫力ある作品に
新年らしく身が引き締まった瞬間でした

IMG_1645子もかわいかった🐭🐭チュー♡

 




土曜からは Spaceのメンテナンスに励む!
お陰で日頃の運動不足がたたり大変な筋肉痛でございます💦

2020.1.18 2F Space Toilet 養生・下塗り準備

OPEN当初から気になっている 2F Spaceのトイレ。
階段下にあるトイレの造りは結構面白いので、ちょっとしたギャラリースペースとしても
使用したいと思っているのだけど、30年前の文房具屋の時からそのまんまの状態なので
あちらこちら気になる箇所が。

1番気になるのが お花模様の この壁紙。
随分年期が入ってくすみ、作品など飾りにくい感じなので  ペンキを塗るか張り替えるかと
思案した末、年末に「よし、漆喰壁にしてみる!」と決心。 色々調べ、材料揃え、

2020.1.20 ONO*2F Toilet 漆喰 1回目塗り

ようやく1月後半から取りかかれたという訳です☆

まず1番大切な養生から始まり、下塗りを3回重ね塗り。
そして3日目でようやく漆喰1度塗りが完了しました。
運良く連日晴天で3月のような温かさ… お陰で早く進み、

昨日は2回目の上塗りも完了ー☆

2020.1.22 ONO*2F Toilet 漆喰上塗り完成

わーい🎶 ちょっと清潔感でてきたぞ✨
明日は細かい所をキレいに塗り、仕上げに進みます^^

次回のBlogへつづく・・・

 


今年も寄贈させていただきました。
お近くへお越しの折りにはお立ち寄り下さい
第30回チャリティ・オークション『芸術家と文化人の作品展』
(京都髙島屋7階グランドホール)
2020年2月14日(金)~2月17日(月)
10:00am~7:30pm(8:oo閉場) 最終日は4:30pmまで

 

コラージュワークショップのお知らせ

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

– コラージュという技法で作家活動を始めて今年で10年となりました –

沢山の方々に作品を観ていただいたり、香箱や額装作品をお買い上げいただいたり
カレンダーやレターなどの紙製品にもなりマーケットにもお披露目されて
本当に有難く 感謝の気持ちでいっぱい いっぱい✨✨😢✨✨でございます

コラージュは「これまでに観た事のないですね」と言っていただきます。
私自身も新鮮に作品を観ていただけるといいなぁと思い発案した技法ではありますが、
手法はとても単純で、ちょっとした根気さえあれば誰でも楽しくできる表現方法です。

「是非 お教室を」「やってみたい」というお声は以前から頂いていましたが、いざ伝えるとなると
(さて どうやってやってたっけ??)と悩むほど 制作中は何も考えないで手を動かしているような
自由感があります。また、人に絵を手ほどきするなど経験のない私なので 戸惑いが強かったのですが、(ご希望の方があるという事は やってみた方が良いのかも… )という事で、勇気を出して

この冬休みを利用して 自己スペースにて初ワークショップを開催する事にいたしました

 

ワークショップ課題 苺のフレーム

ONO*OPEN時は 店主としての仕事がありますが、休館中ならお教室を開催する事ができる…
使っていないSpaceも もったいないと気がかりだったので、この時季だけの開校です。

ワークショップ課題 桜の小箱
仕上がりイメージ – 香箱作品より –

仕上がりイメージ – 香箱作品より –


受講日程は ご希望いただいた方がリクエストできるシステム。

私に他用のある日以外は  2名以上希望者があれば開校いたします。
覚束無い事 多々あるかと思いますが、是非 楽しい時間を共有できれば嬉しく思います✨

詳細はONO*SpaceのInfomation Blogをご覧いただき、ご応募・ご質問等は
コンタクトフォームよりご連絡ください(こちらのコンタクトフォームからでもOKです)
皆さまのご参加 こころより楽しみに お待ちしておりますm(^ ^)m🎶