実家に滞在する生活になって から 更に時間に追われる日々となり、
こちらのブログ更新が冬時季のみとなっています・・・❄️
いつも初詣の画像と冬の風景、おせち、初釜ばかりでホントに代わり映えなくて
書きかけで未投稿の記事もちらほらあり。。
数少ない貴重なユーザーさんへお伝えしたい情報が足りず、ホントに申し訳ない限りです🙇♀️
昨年の片付けが一段落し、今年1年のスケジュールをザッと組み、
部屋での準備を整え終わると 巷は新年ムードが落ち着く鏡割りの時期。
やれやれと思うのか、心身の疲れがどっと出て毎夜爆睡Zzz。
そして(早く制作に取りかからないと、、;)と焦りを抱えながらも、年々
店主に徹していた自分からアーティスト心への切り替えに時間を要し、
更に焦りと不安が舞い込んで、冬の寒さと曇り空が後押しし、憂鬱なメンタルに入り込む。。
‥と、いうのが 私のここ10年 冬時期の毎度パターンなんです‥ (^^;)。
大変だけど幸せな苦悩を味わいつつ、1歩1歩前に進むのみ。
さてさてそんな状態ではありますが、この冬も2023年を振り返り少し綴りたい。
昨年は密かに推しだったアイテムがグングン好調になっていったので嬉しい1年でした☆
WBCに始まり阪神タイガースに終わった2023年。
何十年ぶりに!?ギャーという奇声を発して応援してしまったバスケ日本代表試合にも感動をもらい、
去年はスポーツ観戦が仕事や製作の疲れを忘れる楽しみの1つだった気がします。
スペースのOPEN時間は全く中継など観られないので、WBCはちょっと悔しい思いをしたのですが
日本バスケやプロ野球のペナントレース・日本シリーズはちゃんとLiveで観戦。通勤途中はカーラジオやRadikoで応援。38年ぶりの胴上げを見届ける事ができました。
子供の頃から親の影響で、テレビや年1スパンで甲子園へ家族で観戦していたこともあり、
プロ野球は阪神贔屓(あまり公言してなかったのは熱い阪神談義に巻き込まれたくないから;)。
前回の1985日本一。私は大学受験中の学生だったので、なんとなく心から熱心になれなかったのが心残りだったけど、今回は爽やかな選手の活躍を手拍子で応援できてとても満足。
時を経て 爽やかに完成された優勝チームになった感じも嬉しいです。
どのスポーツも 素敵な試合をありがとう!と言いたい。
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年明けにハマったドラマ『ブラッシュアプライフ』
リアルタイムでのドラマはほぼ全く観ない日々が もう10年以上続いていたのですが
TVerを除くようになってから 「面白いの見つけた⭐︎」と、引き込まれてしまい、気づけば毎週の放映をワクワク楽しみにする様になっていました。
最終回を観終わると、その後はしばらくバカリズムさん脚本の単発ドラマを探して観たりしてしまうくらい あの感触を求めてしまっていました。
時空を越える話って、作る人が自由に操れるから魅力的ですよね。夢を観られるというか。。
これまでで時空感での一番は 映画『バックトゥー・ザ・フューチャー』ですが
このドラマは日本で、私世代の身近な出来事が織り混ざっているからリアルな感じで面白かった。
そしてドラマにハマった人は必ず(自分だったらどう生き直すだろう?)という想像を楽しむはず。
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ネット配信って危険ですよね‥
一昨年から何故か?ハマり出した男闘呼組。子供の頃から男性アイドルとか全く興味なく、
「ジャニーズなんて」 と、推す事もなかったの子なのに。就寝前の癒しアイテムとして観ている保護犬動画をアクセスしたYouTubeに ひょいと出てきて「そういや、こんなアイドルバンドいたなぁ‥」と、目が止まったのが始まり。懐かしい思いで観ているウチに 最近聴く機会のないロック好きだった若き頃の気持ちが蘇り「結構かっこいい曲歌ってる」「へー歌上手いやん」と、だんだんハマり出して、80年代のデビューからの出演番組やmusic Videoをアップしているチャンネルを毎日観る日課になっていきました。世の中と逆行して ひとり90年に居る状態。。
今思えば その頃のアメリカン/ブリティッシュ 洋楽ロックをインスパイヤーした曲調と 媚びずに自然体な感じでやっている男の子たちが、笑顔と揃ったパフォーマンス重視の今には あまりない魅力として違和感なく入ってきたのかなと思います。
一昨年の春頃までは誰に話しても「へーなにそれ、今それぇ?」と呆れられていたところ、気づけば夏には29年ぶりに!と再結成してテレビやラジオに出演しだし、全国ライブを開催するようになったり賞とったり紅白に出場したりと、年後半にはあれよあれよという間に時の人になっていました。(私って先見の目あり?!)と一瞬勘違いするほどタイムリーな推し。すっかりおじさんになった4人もまた魅力的だったのが嬉しいです。
そんな少し前で言う”マイブーム”が好調になって 晴れやかに嬉しかった2023年。
自分自身の表現も、ブームにならずとも 皆様の目に留まって輝かせてもらえるように
引き続き ひたすらに精進して参りたいと思います
◆昨年お買い上げいただいたコラージュ作品◆
昨年は春に新作展、秋にカレンダー原画展、冬に2人展と、3回の作品発表をさせていただきました。
コラージュ作品の製作時間は年々少なくなってしまっているので 、新作の数も少なめではありますが
それでも多くのお客様にご覧いただて本当にありがたいかぎりです。
春の個展「collage ring」にてDMにも使用した『ミモザRing』
昨年は円状デザインにこだわった作品を数点制作したのですが
なかなか楽しいものがありました。
カレンダー展では『ミモザリース』という作品名でご紹介したミモザの花。
2023年のメイン作品としてお披露目したのでお気に入りいただけて本当に嬉しいです
2024年カレンダーの表紙と3月絵としても使用していた作品だったので、
秋冬に開催のカレンダー展に展示するため、
春から冬のお渡しまで 長い間お待ちいただきました。その間は夏のコラージュワークショップにもご参加いただいたり、楽しい交流を持たせていただけました♪
『雪舞』という名前で便箋や一筆箋・はがき箋にのために製作した、雪輪文様コラージュ。
私の中では「作品」というより製品の為の”使用原画”という認識ではありましたが、
銀糸織りの帯生地をベースに、様々な文様が織り込まれた裂地や和紙で出来た雪輪・大ぶり小ぶりのガラスビーズを沢山使った異素材の組み合わせが好きな感じでした。
立体的な技法で表現した実物の美しさが印刷では逆効果になる事を痛感しているのですが、印刷した製品から素材感が伝わり、実物の魅力を想像したくなる面白さが出た 効果的な仕事をしてくれました。
いわゆる「作品」は自己完結。誰も入り込めない完成されたもの。
でも私の好きな「原画」は、観る人や使う人を生かす・その先に広がり変化する可能性を秘めている。私にとっては理想的な働きをしてくれた絵でした。
カレンダーの12月絵柄にもなり、充分に役目を果たしてくれて大活躍の後のお嫁入りです。
ご購入下さったのは、これまでに8点もの作品をお買い上げ下さっているコアユーザーさん。
旦那様との新居に飾るという事で、ますます幸せな作品に嬉しく思う作者なのでした。
『白木蓮(オナガ)』
2019年 春の女性3人展のために製作した作品。『紅木蓮』と2連で製作し、
紅の方が先にお嫁に行ってしまっていたのですが 私自身は この白がお気に入りで大切にしていました
2024年カレンダーでは花の部分のみ使用し、3回目のお披露目です。
お買い上げ下さったのは ’21『冬の森』’22『沙羅双樹』をお買い上げになっている顧客様。
チョイスのセンスがスバらいしい⭐︎
京都市内のお客様なので、またお部屋で飾られている様子を観せていただける機会がありそうです
実家の玄関先にあった大きな沙羅双樹の木は初夏に沢山花を咲かせてくれていました。
朝露の美しい早朝、イキイキとした開花の様子を
ぼかし染め和紙と紗の生地を重ね、和紙と糸、ガラスビーズで表現した思い出深い作品
お気に入り作品を久々に大判カレンダーの7月に。
今年の夏はこのカレンダーで沙羅を楽しみたいと思います
こちらも春の個展「collage ring」出展作品。
薄い楮和紙を貼った木の板に、染め和紙やフエルトを貼り合わせて表現した木の実のリース。
額装マットには2色のウール織のヘリンボーン生地を使用しました。
ご購入くださったのは何と、秋に企画展を開催させていただいていたクラフト作家さんが通っていた
漢方内科クリニックの先生。 とても気さくにお話ししてくださる女医さんでした。
診療室に飾ってくださるのでしょうか 大変嬉しいです。
『クローバーring(リース)』
『collage ring』展と、春のワークショップのために製作した作品。
皆さんにトライいただいたクローバーのコラージュ。
このちょっと立体的な白詰草を使用した作品を1つ、見本になればと展示したくて
小さなクローバーのリングを製作しました。
フレームはスタンドにもなるので飾りやすいですよね
秋の『十二ヶ月』展にて 顧客様にお買い上げいただきました。
『韮畑(ハクセキレイ)』
この作品は2023年カレンダー「草花」の表紙にもなり2022年の十二ヶ月展でも
お披露目させていただきました。
Blogでも製作時のことを綴らせていただいた、私もお気に入りの作品。
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夏の終わりに白い花を咲かせる韮。暦の9月のページ絵として、
そして手帳の表紙にもデザインして昨年も大活躍でした
以前からカレンダーを愛用くださっている東京在住のお客様
わざわざONO*Spaceを探してお立ち寄りくださり『鳥のクーゲル』をご購入になったご夫婦が
この冬再び京都観光の折に来て下さって、ふたりのカレンダー展にてお披露目中の
林高子さんの水彩画「オリーブ」と一緒にお求めくださいました。
『椛リース(コルリ)』
『ミモザリース』に続いて秋の個展のご案内状にもなった昨年のメイン作品
名古屋からお立ち寄りくださったお客様にご購入いただきました。
昨年「collage ring」で初お披露目したリースデザインの1つ。
秋の「十二カ月」展で季節感を盛り上げてくれました。
青椛と紅葉の2シーズン楽しめる椛のリース。
こんなリースがあったら嬉しいな という気分で図案を起こしました。
カレンダーやお椅子とカード、ご案内状へのレイアウトも楽しくできました。
デザイナーの私にとっては充分に仕事をしてくれた作品たちがその後お客さまの元でまた
新しい役目を果たし輝いてくれて本当に有り難いことです。
特に新作が好評にお買い上げいただけて嬉しい2023年。
皆さまのお部屋で また ほっと和める空気を作ってくれますように。