’24春 10年で得た喜び



3月になりましたね
まだまだ寒い;;1日のお天気の変化が目まぐるしい湖西地方です


お天気の良い日、買い物帰り 久しぶりに堅田湾へ散歩。
実家から歩いて30分ほどにある内湖です。

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12年ほど前、この堅田湾で淡水真珠が採れると知り、養殖場へお邪魔して
淡水真珠が育つイケチョウガイを育てている所を見せていただきました。
生活圏でこんなに美しい産物があるなんて✨と感激したのを覚えています

京都の店舗を受け継ぎ、オープン準備の構想であちらこちらを廻っていた頃でした。
(何か他にないものを・ささやかで、でも特別なものをお披露目したい)そんな気持ちで
京都の伝統工芸や産物を見て周る中、淡水真珠を知り灯台下暗しの様な気持ちになったのです
「びわ湖から生まれた天然の宝石を使って何か作りたい」
養殖場の方に相談すると「真珠もいいですが、イケチョウ貝も綺麗ですよ」と、
真珠が育つ貝を見せてくださいました。

肉感のある部分は真珠と似た柔らかでまろやかな光と風合いがあり、自然の模様と白磁の様な質感がありました。
(この部分を使って自然モチーフを造形しパールを添えてペンダントを作ろう)と思いつき、
その後はしばらく養殖場へ通い、貝の磨き方、鎖の作り方などなど
惜しみなく一から制作方法を教えていただき本当にありがたかったです。

真珠が育つマザーオブパール、イケチョウガイの魅力と
優しい粒の淡水パールのオープニング作品が出来がり、
2013年、自己スペースONO*Atelier&Sapceでのスタートを盛り立ててくれました。



3187自然のフォルムにこだわり、丸みのある部分は鑢で手作業で形どり
真丸でない歪な形のパールをそれぞれに合わせ、”唯一無二”をイメージ。



何とか出来上がった1つ1つのペンダントは、
オープンにかけつけて下さった皆様にご購入いただき大変嬉しかったのを覚えています

3あれから早、10年が過ぎました。
何も無いところから、作家さんと知り合い、新しい作品が生まれ、

お立ち寄りいただいた人があり、作品を気に入って下さった方が
この10年でありました。

何とかここまでペースを変える事なく続けてこれたのは、手を貸して下さった皆さん、
優しく大らかに見守って下さったみなさんのお陰だと実感しています。
ひたすら走って通り過ぎている様で、1つ1つのイベントに様々な思い出が残っています




9742養殖場で(何かにしたい)と思い、思い切って購入させていただいた
大切に保管したまんまだった形の揃ったネックレス用の淡水真珠。
ライス形・真丸の大中小サイズは、ほのかにピンクやアイボリー色を帯びていて

何とも良い色合い。
このパールで節目のお祝いに何かイベントができないかな‥

この春 10歳になるONO*Spaceの為に これまで繋がって下さった作家さんに
淡水パールのアクセサリーを作っていただけたら こんな素敵な事はない☆

そんなわがままな思い付きに 快く受けていただいた6人の作家さん。
ステンドグラス・刺繍・ガラスワーク・陶芸
それぞれの技法で
唯一無二の淡水パールアクセサリーを作っていただきました✨

この春は、スタート準備に得たものと、
走り続けた10年で得た繋がりで生まれた宝物を喜びたいと思います。

美しい淡水真珠が生まれるマザーオブパールが育つ琵琶湖は
時には陽の光・月の光を受けてキラキラとブルーに、
時には雪や雨風を受けてグレイッシュに、
日々の暮らしを優しく穏やかに見守っている様に感じ心強い。

桜開花が美しいころ、京都へお越しの機会には
ぜひお立ち寄りいただけたら嬉しいです🌸