京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
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〜3Days ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜
3日目は 富山ガラスの街へ
高岡で鋳物体験をした後は、富山の中心街へ🚗。ホテルをチェックインし、
街を散策した後 海鮮ビストロにて夕食。生牡蠣や海鮮のイタリアンを堪能しました。
今回取ったホテルは温泉付きだったので 夕食後は大浴場でたっぷり温まりました♨
日頃はついシャワーで済ませてしまう生活。こんな時ならこその贅沢時間です。
最終日は 朝からホテルの近くにある富山ガラス美術館へ。
実は富山はガラスの街なのだそうです☆
30年前から盛んにガラスの街づくりに励んでいるという富山市。
作家を目指す学生の育成や、ガラス作品の発信の場として取り組んでいるとのこと。
美術館があるのは 隅 研吾 氏が設計した再開発ビル 「富山キラリ」。
素朴な街中に馴染んでいながらにして ガラス作品のようにキラキラと 斬新な建物。
富山の産物である硝子・アルミ・石が陽の光に反射する事で輝きを放つ自然な魅力を
醸し出しています(写真撮れなかったので美術館のIGより拝借しました)。
隣接の図書館・児童館も開放的で落ち着く空間。
外からの光が沢山射して、ホッと温かさも感じました。
最近は このような開放感を重視したショップや施設が多いなと感じる。
別フロアーとの境がなく誰が何をしているのか分かるような‥ 森や自然の中に居て、
それぞれの居場所へ自由に飛んで遊んで行ける様な‥。今の時代に足りなくて、
まるで人々が無意識に求めている理想型のような空間造りなのかもしれない。
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時季的に特別展や企画展は開催されていなかったので、常設とコレクション展を観賞。
どの作品も硝子の温かみを感じるスバラシイ作品でした。特にグラスアートガーデンは必見✨
カフェの窓から富山の街の様子を眺て。
富山がこんなに程よく拓けた街だとは知らなかったなぁ・・
お城や寺院 公園のある 小ぢんまりとした繁華街に 時折路面電車が通り過ぎ🚉
建物の間に霞と立山がうっすらと観えて 何とも落ち着きます。
今回の旅行では金沢も富山もコロナウイルス感染を懸念してか観光客が少なめ。
いつもなら並んだり入れなかったりする場所も 澄んだ空気が流れています。
ほのぼのと、ゆったりとした時間が過ぎる街は、
(こんな所にしばらく滞在したいなぁ)と思わせる魅力を感じました。
お麩屋さんカフェらしく、おすすめお麩三昧のランチを楽しむ🎶
生麩美味しかった♡
*・・・*・・・*
ランチの後は、🚗でガラス美術館から少し離れた富山ガラス工房へ。
ガラス造形研究所・個人工房・ギャラリー・カフェそして
体験のできる第二工房があります。
六角形の建物ガラス第二工房。いよいよ吹き硝子体験☆
吹き硝子の見学をした事はあるけど、実際に手に触れるのは初めて
とても楽しみにしていました。
ガラスの色見本や出来上がりサンプルを観ながら
30分くらい時間をいただいて、作るアイテムと形、色彩、模様の感じなどを構想。
今の時季はおひな様もつくれるようです🎎
私は一輪挿しにチャレンジ。
(と言っても危ないのでほとんど制作スタッフの方が補助して下さるんですが…)
1,200~1,400℃の炉から熱で溶かしたガラス原料を棒(吹き竿)で掬い巻き付けて取り出し、
希望していた色を付け、鉄や紙などで出来た道具で整えながら息を吹きかけて形成していきます。
1回目の息は沢山吐いて。
熱で真っ赤なガラス。キレイです…✨
波模様を入れたくてクルクルと回しながら雰囲気を確認。
1つの作業をする度に、炉で熱を加えて の繰り返し。
とても体力のいる行程。そして何度もやらないと掴めなそうなコツが必要
正に職人技です。
棒から衝動を着けて切り離し、ピンポイントで火を当て滑らかに。
丸みのある花器。ふっくらとして気泡も入って
思った様にできあがりました☆
この後 約500℃の別の炉に入れてゆっくりと冷ましていきます。
次は真実ちゃん。
少しづつ理想形になっていく様子がを観ていると面白くて飽きない
スッとした台形の花器 キレイ🌟
淡いブルーの波模様は涼しげで 彼女らしい印象です
冷まされ 完成した状態は1週間後。届くのが楽しみです^^🎶
体験の後はギャラリーショップへ。硝子作家による様々な技法で作られた
日常使いの器や人形、アクセサリーが豊富に展示販売されていました
どの場所も 手作業で生み出された温かさを大切にした空間でホッと癒される
作り手と それを理解する者とが同じように愛着を持って 人々に提供しようとしている環境は
気持ちが落ち着き またワクワくもしてきて、ずっとそこに居たくなる居心地の良さです
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*・・・*・・・*
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どんなに便利でも、最先端でスマートに見える物を身につけ 操れていないと
恥じっこへ追いやられてしまうような生き辛い世の中は
何にも良い方向へ進んでいるとは思えないし、得意げに操作している人が格好悪く観えてくる
最近そんなことを とても残念に感じる出来事が多いのです。
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(ホントにそれって自分に必要なのかな?)判断しきれないままに 人との交流を保つ為に
持たなければいけなくて、IDとかパスワードとか暗証番号とかばかりが記憶に刻まれて‥
便利なのか不便なのか 覚えた使い方も またスグ 悪戯に変化して‥
提供している企業や人は 偉人にでもなった気分で吹いてる。
使う人はビクビクと眉間に皺をよせて過ごしている。
“開発する” ・”作り出す” ってそういうことなのかな‥
使う物への理解や愛情・愛着は深まっていくのだろうか‥
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ぼやいちゃった・・😓
寂しい気持ちが心をヒリッと通りすぎていた時、
ひととき忘れる事ができたヒーリングの旅にもなりました。
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3日目も充分に満喫できて楽しい富山での時間^^
金沢へ向かう車の窓からうっすら雪化粧をした立山が望み、旅の思い出に✨
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1人で鈍行電車乗り次ぎ旅だったら こんなにスムーズに移動できなかったと思います。
忙しい中の貴重な休日 、こんな私に付合ってくれた真実ちゃんに感謝✨
倍以上楽しくなったワ^0^☆
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さぁ、充分に英気を養えたので 次の旅まで仕事や制作に励みます
体験での作品が届くのを楽しみに🍀