’20冬休みの過ごし方。🚗冬の旅vol.2

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
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〜3Days  ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜

金沢では、今回も 真実ちゃんのお家にて1泊。
ホッとする和室に、藍染のタペストリーが窓からの光を通して温かな朝です。
少しゆっくりと朝食を取って、今日から富山方面へ向かう予定。
ホントは真実ちゃんの創作場である織り機のある部屋などを また見学したいところ‥
今回はぐっと我慢で お宿にのみさせていただきました。

 


 

冬旅  2日目は 高岡市へ

2020.2.15 @高岡山 端龍寺

なんと 車を出してくれるという事になり🚗☆ 高速で1時間ほどで高岡市に到着。
まず始めに到着したのは高岡山 端龍寺(ずいりゅうじ)。
加賀二代目藩主前田利長に開かれた高岡市。
三代藩主前田利常によって建立された国宝・重要文化財に指定された美しい寺院です。
春〜夏には周囲に青々と芝生が生えてさらに綺麗なようです。
「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」という”トイレの神様”が印象的でした。

端龍寺から前田利長公の墓所へ真っ直ぐに続く参道。

 

2020.2.15 @高岡 味喜寿司

参拝の後はお寿司ランチ☆    安くてとっても美味でした!

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2020.2.15 @能作

さてさて、いよいよ今日の目的地 鋳物工場「能作」へ。
銅台金鋳物の産地として幅広い製品を手がける高岡市

2020.2.15 @能作

工場らしからぬデザイン的な建物に入ると、
柔らかいフォルムに様々な色合いの真鍮がディスプレイされた
洗練された空間を抜けると

2020.2.15 @能作

 博物館か美術館のようなエントランス。

2020.2.15 @能作

高岡銅器は前田利家が慶長16年に鋳物工場を開設。
以来400年近く経った今も、銅台金鋳物の産地として
インテリア雑貨から野外のプロバンス像まで
幅広い製品を手がけているのだという事です。
そんな高岡市の代表的な鋳造技術を体験きるという事で ワクワク☆

2020.2.15 @能作


壁一面に展示された原形の型の数々。

2020.2.15 @能作

そのフォルムや装飾が見事で思わず1つ1つ眺めてしまいます。
私自身は、このような出来上がりのデザインを構想する立場として仕事をしてきているので
職人的な型作り作業をするのは苦手な分野。さてどうなることやら‥

 

2020.2.15 @能作

 エントランス左手にShopとCafe、そして体験工房があります

2020.2.15 @能作 鋳物体験

まるでお洒落なオープンキッチンのよう。こちらで鋳造ちゅうぞう(熱し溶かした金属を
鋳型に流し込み、製品を成型する方法)工程の1つ、鋳型作りを体験しました
少量の水分と粘土を混ぜた鋳物砂を木型の周りに押し固めて鋳型をつくる鋳造法。
アイテムは小皿をチョイス。その他にカップやぐい呑・チャームなどがありました。

 

2020.2.15 @能作 鋳物体験

木の枠に金枠を置き、砂を入れて型を作っていきます。初めて見る独特の工程。
隙間が出来ないように形成するのは息がつまる緊張感。
手も周囲も砂だらけ;(なので、途中の写真は全く撮れずでした^^;)
砂を型に使用するのは、再生が容易で生産性に優れているからとのことでしたが、
今もこの手作業を 1つ1つ 機械を使用せず職人がしていると聞いてびっくり。
 

2020.2.15 @能作 鋳物体験


1
時間以上かけて型作り完成。いよいよ金属を流し込みます。
460℃の錫がグラグラと焚かれた鍋が並びます。

 

2020.2.15 @能作 鋳物体験

金属の液体は滑らかでキラキラと艶やかで、(これが様々な形へ変化していくのか‥)
と思うと 色々と想像力高まります✨

2020.2.15 @能作 鋳物体験

 流し込まれた後は、あっという間に固まり、取り出す作業は
これまた型を作る工程と同じくなかなかの緊張感でした。
まだ温かくて少し柔らかいお皿 切り離した部分を電動ヤスリで研ぎます。

2020.2.15 @能作 鋳物体験

最後はサンドペーパーで磨き上げ、刻印を押して出来上がり☆

2020.2.15 @能作 鋳物体験

ONO*Spaceのロゴを記念に😊

2020.2.15 @能作 鋳物体験

記念写真(笑)二人とも嬉しそう^^
良き思い出になりました☆

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