蓮の花びら

diary5

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

アルミニウム製小皿  牧野 広大 作 アトリエから歩いて5分ほどの所にある寺町通りの清課堂さんは、錫や銀などの金属工芸のお店。涼やかで凛とした様々な金属作品は正に”職人の技”。店頭奥にあるギャラリーは京都らしい細長い風の吹き抜ける佇まいで、奥にお茶室の展示スぺースと蔵造りのスペースがあります。
先日「豆皿展」を開催されていたので最終日に伺ったら、とても素敵な蓮の花びらが並んでいて一目惚れ♡ 思わず(春〜夏の展示をがんばった自分へのご褒美☆)と、2枚購入させていただきました。



烏丸半島 蓮蓮の花びら。蓮の花自体がとても大きいので、花びらも存在感があり、大きく開いて蓮の葉に はらはらと こぼれ落ちている様子をよく見かけます。水の玉がコロコロと葉の上で泳ぐように、花びらも生きている魚のように生き生きと跳ねている。

6蓮をじっくり見たのは 琵琶湖の烏丸半島の蓮畑へ初めて行った4年前。ダイナミックな葉と花に圧倒され、それから毎年夏になると見たいと思うようになり車を飛ばします。

12朝ごとに音を立てて開き、徐々に大きく開く度に花びらの色も変化して行く。親指のように小さくなって、花の中へ入ってみたい…そんな気分にさせられる。

15開花終わり、今にも花びらが落ちそうな蓮の花。 蜂の巣のような中心がいざ主役と言うかの様に顔を出す瞬間。こんな表情を上手く描けたらいいのだけど…。

 



アルミニウム製小皿  牧野 広大 作金属で出来た蓮の花びら。自然染料で染められた色合いも、縦に入った繊細な筋も本物そっくり。夏の蓮畑を思い出し癒される小皿。 これでお茶菓子を出す時が 今から楽しみです✨