’18夏休みの過ごし方 製作スペース事情

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

 


2018年もONO*Space上半期が7月中旬に終了し、ホッと一息

今夏は 地震・大雨・この酷暑と、自然の大きな異常変化に戸惑う毎日ですね。

そして、そろそろやってくる台風。
写真は水曜日に友達との待ち合せ場所まで歩いていた 夕方の冷泉通り・疎水沿いの空。
今週は特に夕焼け空がキレイ。
急にピンクに染まり始めて  思わず見上げました。 
紫がかったコーラル  台風前だからか、魅惑な色です。

@SEction D’or/セクションドール

 今月は夏バテ解消に時々  友達らと市内のレストランへ栄養補給に出かけ、お肉を食してます。
その日は
 同級生の弟さんがシェフのお店へ。

 

@SEction D’or/セクションドール

タンドリーチキンと夏野菜。 
メニューは1日1品・ワンプレートのみというシンプルさ。
店内は8席のみ。アルチンボルトの絵が目を惹く拘った内装&カトラリーで洗練の極み。
ミシュランガイドの京都2017のビブグルマンになったというだけある、
味もマインドもカッコよい店でした☆☆☆

ココロがだらけそうな気候に、スッキリ引き締まった感じ。ご馳走さまでした😊🍴

 



昨年から 夏期間は来年出していただく製品用のコラージュ作品を製作するスケジュールとなり、
この夏もハードです。
暑さに弱い体も充分承知なので、最後までやり抜けるように気をつけて過ごさなきゃ。

冬の制作期間の反省点は 睡眠サイクルと栄養摂取、そして温度管理の悪さ。
寒さを我慢してしまうことも手伝って 指先が紫色に腫れ上がり、薄〜い爪が生え、
毛細血管が切れる などなど異変が多くて現在通院メンテ中(⌒-⌒; )
体の再生する時間に睡眠を取る・タンパク質をしっかり取る・エアコンを惜しまず点ける が、
この夏(だけじゃなく今後の)生活目標になりました。

体力のない上に、神経とエネルギーを使う製作だけに重点を置き過ぎていた事が原因なので、
まずは無理しないペースで進めようと、休館に入る前からぼちぼちと準備に取り掛借り始めてみる。

ONO*2F Space

6月末『夏のコラージュ』展が終了した2F Spaceで。
ラフ・下絵を描き終えたら Space閉店後は個展会場のまま中央のテーブルで作業。

 

ONO*1F – 2F Space

7月からは 1F Space OPEN中の店番をしながら手を動かす。

「1F の奥で製作すればいいじゃない」という声が聞こえてきそうですが、
これが なかなか出来ないのです。
製作も真剣勝負ですから‥ 険しい顔で店頭には立てない。
作品やお客さまへの気配りが疎かになる。

”OPEN中の作品製作は難しい・・・” 5年ギャラリーショップとしてOPENさせていただいて
実感したことです。

でも、別空間を作れば少しはできる
誰かにSpace番をしてもらい 私は製作に入るところを、
一人二役で熟す環境作り期間を設けてみました。
そんなに集中は出来ないけど やらないよりは良いかという進み具合。
その事を見越して7月は 作家さんの大切な個展を控えたカタチでOPENしてみた事、
後から思えば本当に正解でした。

 西日本地震の日のその時間、私は偶然 病院へ行こうとスペース1Fの入り口付近に立っていました。
急に「ドンッ」という音とともに大きな横揺れ。
まず(展示作品がどうなるか)と思いました。
ステンドグラスや陶器、ガラス風鈴の展示中スペースを、揺れが治まるまでの間入り口の柱に掴まりながら見渡していました。幸い 全く破損なく無事に事なきを得て本当にホッとした瞬間でした。
硝子棚の多い店内。硝子に覆われたショーウインドウ。以前から気になっていました・・・

2Fは私の作品展、1Fは あらかじめセレクトしていた既存作品の展示だった事が本当に幸いと
ココロから思いました。

 


さて まぁまぁの感じで準備を進めつつ、制作オンリーの期間スタートです。

3F Sapce 東側

夏季休館に入り 展示の片付けやら事務処理を終え、毎年のごとく3Fの製作スペース作りを開始。

3Fは5月の時点で既に40℃近い状態ですから 今はスゴい事になってます・・・
もう温度計の針はマックスを超えてしまう始末。

昨年 部屋にある東西2つの窓に付けた簾。
今年はそれにプラスして、午前中は東・午後からは西に遮光断熱カーテンをかけることにしました。
これをすると若干ですが暑さ対策になることが判明!!

そしてこの夏はエアコンの直風を避けて東窓の隣にパソコンを設置。
扇風機と併用してフル回転で ようやく平均 33℃ほどの室温環境を作る事が出来ました☆

 

3F Space 東南


南側の壁は仕上がった作品の撮影場所。
作品データの撮影は大切な作業の1つとなったので、この場所は外せません。
コラージュ作品は手前のソファーに座って作業。
西側のキッチンで食事を作ったら、このソファー背もたれの後ろに設置した
小さなバタフライテーブルにセッティング。ベッドを椅子にしてご飯Timeです🍲

なかなか良い感じにレイアウトできた とご満悦。
一人暮らしは22年選手。大体の家具はキャスター付きで移動可能☆ 私には外せない条件なのです。
はーっ。  ま、いつも なんとも女性らしくない殺風景な部屋ですけど😅