冬休みの過ごし方。8 春の準備Ⅱ

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

冬休みはあと2週間、3月10日からのOPEN準備作業の毎日。
ポカポカ春めいては来ているものの、まだまだ寒いので籠るには良い気候。時折雨も降り、制作に入ると集中できて  いい感じ。相変わらず1日が  あ!っちゅう間に終わってしまい、めまぐるしくて ご飯の事以外は何も考える暇がない。
睡眠時間が長いのも問題なんだけど‥😪 寝る事とおやつが無いと元気が出ない私、最近はパンケーキやフレンチトーストを作り置きしてパクついとります^^。
昨日TVをつけていたらオザケンが20年ぶりにMステで歌っていて(まぁ なんて懐かしい…)と、夜はずっと鼻歌がオザケンになってしまった♬。「恋とマシンガン」「それはちょっと」とか、「カローラⅡに乗って」のCMが好きでした。   Oh baby oh baby oh baby oh baby oh love me〜♪ 
宇多田ヒカルちゃんの「今夜はブギーバック」もいいです。
私と同じ誕生日なんですよね…でも 順境に生まれ 今は桃源郷に居る、私とは全く違う境遇とアビリティの人という印象。chargeしていた人がふとマイペースに姿を見せると(自分もそんな感じで行きたいなぁ)と何だか嬉しくなる。 

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さて春の案内状が刷り上がり ますます気合いは入ります☆
今回は、4月20日からの雑貨アーティストPuku*さんの個展も含めた2ヶ月間の春イベントを開催します。

Puku*さんは 東京に住んでいた頃 知人の紹介で自由が丘のギャラリーで開催していた銅版画の個展に伺ってから親しくさせて頂いている女性。ONO*では今回で2回目の個展を開催させていただく事になりました。
お部屋で使ってもらえるコラージュの小箱や小物入れと対照的に、ボストンバックやポーチ、PCケース、スマフォカバーなど、持ち歩き用の布雑貨を多くご提供下さるので この春のテーマは「春のくつろぎとお出かけ」としました。
2F Spaceでは それぞれ作のアートな展覧会を🎨。 あぁ楽しみだなぁ・・・。

 

『 Berry&Cherry -ベリー&チェリー-  2017年3月10日(金) – 4月16日(日)
1F Space コラージュ小品展  Berry&Cherry 〜布小物入れ・香箱・アクセサリー・紙製品〜
2F Space  常設展示 春のコラージュ展 この冬制作した新作含め 20点を展示致します。
(詳しくは information Page 又はONO*HPへ)


HPの TOPに 出来立てほやほやの作品をUP。花輪の作品は0号と小さなサイズ。「さくら」「いちご」「ラズベリー」3点額装して飾ります。

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<コラージュ作制作風景>

苺の香箱🍓
香箱も花輪デザインを作ろうと思ったけど… 結構大変💦

 


写真の右上に写り込んだのは20年以上使っているブルーナのライオン道具入れ☀️。特別な気持ちでもなく買ったお揃いのペンケースとカードケースとポーチ。どんなに乱暴に使っても全く壊れないので いい加減ちょっと雑多になっていた。先日ディックブルーナの悲報があった時に、あらためて ずっと愛用している小物が身近に多い事に気付く。子供の頃 母に連れられて行った近くのお医者さんの待合室にあった うさこさんの絵本も大好きだった。いつも側に何となく寄り添ってくれているブルーナ。 そんな特別ではない日常の 自然に側にいる存在っていいなぁ と思う。 

苺 香箱


 

苺🍓の小物入れ。

布小物入れは2回目のお披露目という事で メイファさんも一段と手慣れた仕上がりのように思います。
今回はメゾンデコールさんの生地を多めに使用。コラージュなくても充分良い高級素材の作品です🌟

 


 


「雨のフランネルフラワー」
湖西のアトリエに居た頃 育てていたフランネルフラワー。
未完成だった作品を 今回額装展示しようと思い立ち 手直し フランネルの風合いを表現するために薄和紙を何枚も重ね貼りした花びらと葉っぱ。 何となく その日の空みたいに雨をふらしてみる☂💧。
ボックスタイプの額におさめる時は、大切な小箱に入れるような気分。立体的な影や素材感、光の魅力を更に出したくなる。

 

フランネルとてんとう虫
てんとう虫も雨宿り::🐞💠:::

 雨のフランネル

はい いい感じに仕上がりました。額装が楽しみ🎶

 

こうして2ヶ月も制作の日々を送っていると コツコツ作り上げる充実感にハマりきってしまうので、次はOPENへの切り替えが大変になる;;。作品をお披露目し、様々な気持ちの人に対応するのかと思うとドキドキして想像するだけで気後れして疲れ「ずっとこうして作っていたい」と思ったりする。でも いざ企画展が始まると、今度はお客さまとのコミュニケーションの楽しさや、”作品と人との橋渡し役”という立場の大切さややり甲斐を実感し「このままお店だけやっていけたらいいのに‥」と、孤独に作る作業を億劫に感じてしまうのだけど(苦笑)。
恐れ乍ら、どちらも好き。 多分、様々な立場に立つ どちらも兼ね備えた状態が自分に一番合っているのではないかなと思う。まだまだ勉強中でございますが。
作るモードと接客モード 相反する場所を行ったり来たりする切り替え作業に早く慣れていきたいなぁと思う。