冬休みの過ごし方。小さな憧れ🍀

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ

冬の終わりかけ・春待ち篭り中。
ここ最近の小さな嬉しい出来事を幾つかBlog にて
 ^^ /

2019.2月15日 京都御苑


🌸少し春めいて 花少しづつ開花し始め、梅花の香りに嬉しくなります🌸 

 

2019年2月 京都御苑
2019.2月15日 京都御苑


作品制作の合間 久しぶりに御所へ朝散歩に出ると、夷川門付近に新しく休憩所が
できている。お手洗い横のベンチで休息すると、庭園を眺めているみたいな気分になれて良かった
(まだちょっと寒いけど)整然とした額縁に心地よく深呼吸🍀

2019.2月15日 京都御苑

近くの梅の大木は満開🌸 こんなに寒いのに‥ 途端に気分が高揚してくる。
やっぱり花はいいですね☺️イヤサレル〜  花や植物・自然には憧れちゃいます。

憧れや尊敬は 生きる意欲を湧かせてくれる。私の活力源はいつもその存在があるところから始まっている気がする。いつかそんな存在になれたらいいなぁと思うだけで 少し自分の中にキラッ💫としたモノが生まれてくる気がする。決して自分にはない その存在の素晴らしさを認めた時に、同じことはできないけど今の自分なりに出来ることがあるような気がして、できることを考え始める。それが新しいアイデアとなって歩み出すことが出来ている。そんな 自分だけの感動や感激の瞬間を、日々 何よりも大切にしています。
私にとって創作意欲は それだけで充分なので、無意識に  冷めた邪念が邪魔に入って来ないように気をつけているようです。まるで子供のようですね💧まぁきっと、そんな風に見られているんでしょう‥・

 



<チャリティー展覧会にて>
先週の金曜日は、毎年お声をかけていただいているチャリティー展覧会開催中の
JR京都伊勢丹10階会場へ。

2019.2月22日 京都ISETAN

今回は2011年 青山での個展に出展した作品『彼岸花』の2連作を寄贈させていただきました。
会場は沢山の寄贈作品で いつものことながら見応えたっぷりでした。

 

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『彼岸花』はフラックスリネン生地に赤い染め和紙や日本画絵の具などを使用したシンプルな作品。
毎回 京都の額縁屋さんによって仕立てられた  とても素敵な額装で、おめかしされた作品を観るのが本当に楽しみ。


3輪の彼岸花作品は なんと、ちばてつや氏の作品横に展示されていて感激^0^⭐︎
思わず📵了承を頂いて、あしたのジョーとのツーショットをパチリ⭐︎
彼岸花を見つめるジョー♡

<itoya  in Kyoto ISETANにて>
寄贈作品の鑑賞に満喫した後は 会場と同じフロワーにある文具コーナーへ。
以前から京都にOPENしたと聞いてスゴク気になっていたitoyaさん。
東京にいた頃から大好きだったお店なので、ロゴを観るだけでもピリッと、そしてワクワクする。
社員時代は伊東屋の店頭に並ぶことを目標に新商品を企画し、製品選びのお手本という印象だったので
市場調査には必ず。画材・材料選びも伊東屋さんへよく足を運んではテンションを上げていた。

”憧れの場所”は 創作意欲を持つことに必要不可欠で
製品作りには 有難い存在の1つです。

2019.2月22日 @itoya kyoto



レターのコーナーにはコラージュの便箋やハガキが綺麗にディスプレイされていたので嬉しくて嬉しくて🌟 こちらも思わずお店の方に了承頂いてパチリ⭐︎
憧れの場所にお披露目させていただいて 本当に感謝の気持ちが後から後から湧き出るひと時でした。

 

<俄かランチ>
朝から外に出るのは久しぶり。お昼過ぎからのお稽古へ行く前に、仏光寺通り沿いホテル内の「Le Von Vivre」というお店に入ってみる。

忙しない街中のランチタイム。静かな所でゆっくり食事したいけど、高い値段は出せないし‥と思いながらお店を探していたところ とても良い対応をしていただいて本当に心地よかった。 パンもメインも美味しかったし。お客さんも多すぎずゆったりしていて、心地よく休息。こういう気分にさせてくれるカフェは最近珍しい。
ベーカリーには見慣れたパンが並んでる。お店の方に聞くと 進々堂のレストランだったことが解り さらにいビックり⭐︎

篭り中の貴重な外出は、思いもよらない感激なことが幾つもあって嬉しい1日でした😊。

 


 

<コラージュ作制作風景>

さて 篭り製作の続きです。
コラージュ作品は貼るだけの技法なので、作業だけだと それほど時間はかからず、下絵通りに進めれば早くて1日ほどで仕上がる者もあるハズなのだけど、
何だかいちいち まったりと眺めるひと時が必要(苦笑;)。
雰囲気や色合いが浮かんでくるまで馴染ませる時間に もたもたします。他人から観たら、余裕綽々で優雅な趣味の時間を楽しんでいる様なのだろう。(この時間はなんなんだろう?)と、サクサク作業を進めたい私には自分でも理解できなくて歯がゆいのですが、これが私のリズムなのでしょう。

3月コラージュ  制作過程 2019.1.26

白木蓮
下絵に沿って染め和紙をカット。重ね貼りしながら布張りパネルの上に糊で貼っていきます。

3月コラージュ  制作過程 2019.1.27

オナガを描く
こちらも
美しい形と、黒とブルーの色彩なので 繊細な所は染め和紙が活躍。

 

仕上げはビーズと刺繍糸。

 

4月コラージュ  制作過程 2019.1.30

4月はやっぱり桜🌸
今回は 香箱の為に描いた下絵を元に、ラベンダーリネンをベースに。

4月コラージュ  制作過程 2019.1.31


日本画家の友達から たくさん綴れ織りの金糸をいただいたので、枝や霞に使ってみる。
箔や金糸は その輝きで 更に作品の魅力が高めてくれます⭐︎

 


 

7月コラージュ  制作過程 2019.2.2


夏の花 沙羅双樹。
実家の玄関先にある白い沙羅双樹のスケッチを元に。
以前からコラージュにてみたいと思っていた花ですが、繊細で清楚で なかなか手が出なかった高嶺の花。

7月コラージュ  制作過程 2019.2.5


蒸し暑い夏の空気感を思い出して。 ベースには夏の紗の生地を使用。
暦で 少しでも涼を感じていただけるといいな。

 

10月コラージュ  制作過程 2019.2.12

「秋桜」こちらも昨年製作していた香箱用の下絵を元にしたデザイン。

 

10月コラージュ  制作過程 2019.2.12

チョコレートコスモスとピンクの定番色コスモス。
蝶々は図鑑を見ながら。秋らしい落ち着いた色調でまとめたい。

 

2つ目の秋桜はオレンジをメインに。
糸で描く 花筋と葉っぱがポイントかな😉

<次回 Blog へつづく>


 




*今年もお声をかけていただき、チャリティーに参加しています*

毎年京都の百貨店にて開催される、途上国や災害被災地への支援を目的としたチャリティ・オークションイベント『芸術家と文化人の作品展』。オークションで得 られた収益金は、途上国支援の活動を展開する京都の国際協力NGO・日本国際民間協力会(NICCO・ニッコー)に寄付されます。

私は今年もこれまで制作したコラージュ作品の中から2点ほど寄贈させていただきます。
京都駅周辺へお買い物の折りには是非お立ち寄りください☆

場所:ジェイアール京都伊勢丹 10階
会期:2月20日(水)〜25日(月)