夏休みの過ごし方Ⅱ 文月〜葉月へ

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ


夏季休館になったら年上半期の出来事を色々とブログに書こうと思っていたのだけど、行動に移すパワーなく 頭も体も回転せずの7月でした。ほんの少し予定も遅れ気味;;
体力がないのは悔しいけど しょうがないですね。開き直ってボチボチいきます^^;

ここ最近の嬉し楽しい出来事を2つ♪♩


〜文月・夏の美術館 〜

月末は友達が車で誘ってくれて岡崎へ。

  近代美術館の『技を極める』    本展web
フィランスのハイジュエリーと日本工芸の対比的コラボレーション展でした。
繊細で精密な細工とデザイン。
大きなカットの宝石を使用したジュエリーは、デザインもさることながら、
職人の技をコレゾとばかりに見せつけているスゴさ☆

マダム紅蘭
マダム紅蘭

近代美術館へ行く前には丸太町の美味な中華に連れて行ってくれました。

マダム紅蘭
マダム紅蘭

久しぶりこんなご馳走で夏バテ解消☆〜🎶 やっぱり食べないと力出ないですからね。

 


〜 葉月始め・夏のお客さま 〜

 8月に入り ほんの少し暑さに慣れてきたかなぁ・・ と思ってきた頃
東京からとても素敵な方が訪ねてきて下さいました☆

須藤ほつみさん。
東京暮らしの頃、
作家の友人が「恵比寿のギャラリーに作品を見てもらう」というのでガーデンプレイスで待ち合わせた事がありました。友人はギャラリーオーナーに作品を見てもらった後、満面の笑みでカフェで待つ私の所にやってきた あの感じを今でもよく覚えています。
「ほつみギャラリー」
ー  私がクラフトギャラリーを巡るのが好きになった きっかけをくれたスペース  ー
友人の作品展を見て その後他の作家さんの展覧会にも伺うようになり、いつしか「ほつみギャラリー」だけでなく、東京の小さなギャラリーへ足を運ぶ事が私の東京での お決まり散歩コースになっていました。

文房具屋で育ち、商店街のある環境に慣れ親しんで育った私にとって 1つ1つ丁寧に・素朴に・純粋に作り上げられた小さな作品たちが並ぶその空間は初めて見る光景でした。

職人が手がけた熟練した工芸品ともまた違う、高飛車な芸術品ともまた違う、未知な若々しさ・素直な初々しさ・自然な美しさが、キラキラとそこにありました。
「こんな世界があるんだ‥🌟」。
その頃の私は、百貨店やモールに並ぶ既製品のデザインを手がける仕事に追われ、やり甲斐を感じていながらも どこか殺伐とした部分に疲れていたのかもしれません。
市場を見ても、幼い頃に感じたワクワク感や煌めきよりも  デザインを生み出す為に苦しい材料を突きつけられているような辛さを感じていました。
ギャラリーに並ぶ作品たちやその空間は 私の感じる「疲れ」はなに1つない あたたかみや心地よさがあり  とても癒され 救われたのを覚えています。

私にとって新鮮な世界と出会うきっかけを頂いた「ほつみギャラリー」のオーナーをされていた須藤ほつみさん。 今はギャラリーは持たず、様々な場所での展覧会企画、ライプや朗読会などのイベントのキュレ−ションをし、美しい表現の価値を伝える”場”をつくることと、空間に合わせた作品プロデュ−スを行われています。
 

お会いするのは 青山のスペースユイさんで個展を開催した時にお越し下さった以来 6年ぶり。関東でご多忙の合間を縫って私の作品やONO*Spaceを見に京都までお越しいただいて感激です。
初めて「ほつみギャラリー」にお伺いした時と全く変わらない素敵な笑顔で、作品を通してお話しして・ランチをして・ほんの少し界隈のギャラリー巡りをして。
製作に追われる暑い日々に 爽やかな風が吹き抜けたような楽しく充実したひと時でした。
🍃 hotsumi GALLERY  Diary   ー 8月5日「京都へ」も綴られています

 

ほつみさんは 東京で様々な楽しいイベントを開催されています。
最近のオススメは先日の京都巡りをお話される会↓
hotsumiカフェ  8月23日(水) 黒船カフェCOCCON(自由が丘)
月1回、美味しいお茶やスイ−ツ、お料理とともに 見たもの、感動したこと、ア−トやクラフト作品のこと、作家のことなどシェアするhotsumiカフェ。
今回は、先日行った京都旅で出会った人や作品などブログでは伝えきれていないこと、かなり楽しそうな秋の京都でのア−トイベントのことなどお話されます。

ご参加ご希望の方はHP・SNSよりお問い合わせください。
(Diary 8月8日にご案内が掲載されています)

hotsumi GALLERY website


 

少しお疲れ気味の私に 元気な方々から素敵な栄養補給をいただいた、文月から葉月への変わり目でした。
さぁ、製作に・準備にマペースに励みます^^🌟